長年着用していると、革ジャンパーは徐々に色が抜け、ムラが目立つようになります。

革の洗濯屋さん
特に鮮やかな色の革製品は、使い込むほどに経年変化が進みやすく、部分的な色落ちが気になるところです。
今回は、青色の革ジャンパーを色直しリペアし、美しい発色を取り戻した事例をご紹介します。
■ リペア前の状態 – 色ムラ・擦れが目立つ
リペア前の革ジャンパーは、特に以下のような状態になっていました。
- 襟元や袖口の色落ちが激しい
摩擦が多い部分では色が抜け、白っぽくなっている箇所が目立つ。 - 全体にムラがあり、均一な発色が失われている
使用頻度の高い部分とそうでない部分で色の差が激しく、見た目の印象が不均一に。 - 革の乾燥によるツヤの喪失
表面がくすみ、革本来の美しい輝きが失われている。

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このままではデザインの魅力が半減してしまうため、色補正を施すことで、本来の美しさを取り戻すことにしました。
■ リペアの流れ – 色直しのプロセス
① クリーニング・前処理
まずは、革専用の洗浄剤を使って汚れや油分を落とし、染料が定着しやすい状態を整えます。特に襟元や袖口は汚れが蓄積しやすいため、丁寧に洗浄しました。
② 色補正の下地作り
- 革の表面を均一に整え、染料がムラなく浸透するように準備。
- 色落ち部分には専用の下地剤を塗布し、発色が良くなるように調整。
③ 色補正(染色)
- オリジナルの青色に合わせて調合した染料を使用し、薄く何度も重ね塗りをしてムラをなくしていく。
- 特に色落ちが激しかった襟元や袖口は重点的に補色。
④ 仕上げコーティング
- 染色後、保護剤を塗布して色落ちを防ぎ、耐久性を向上。
- 革本来のツヤを復活させるため、自然な光沢を出す仕上げを施す。
■ リペア後の仕上がり – 鮮やかな青が復活!
リペア後の革ジャンパーは、見違えるほど美しく仕上がりました。
- ムラのない鮮やかな青が復活!
- ツヤ感が戻り、しっとりとした革の質感を再現。
- 新品のような雰囲気を保ちつつ、味のある風合いもキープ。
全体の色が均一になり、革の美しさが際立つ仕上がりとなりました。
■ まとめ
革ジャンパーの色落ちは避けられない経年変化ですが、適切なリペアを施すことで、新品同様の美しさを取り戻すことができます。

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特に鮮やかなカラーの革は、補修によって見違えるほどの変化が期待できます。
「色落ちが気になるけど、買い替えるのはもったいない…」
「お気に入りの革ジャンを長く愛用したい!」
そんな方は、ぜひリペアを検討してみてください。革の魅力を活かしつつ、さらに魅力的な一着へと生まれ変わりますよ!