今回のリペアは、小銭入れの財布です。
イルビゾンテと呼ばれる革専門のメーカーさんの財布のリペアです。
こちらのメーカーさん、リーズナブルなのに、しっかりとした作りで人気の革専門のメーカーさんで有名ですね。
IL BISONTE | イル ビゾンテ
IL BISONTE(イル ビゾンテ)日本公式オンラインストア。IL BISONTEは、ワニー・ディ・フィリッポがデザインするイタリア・フィレンツェ発のバッグ・ 革製品のブランドです。
そしてこちらがその黒い染みがついた財布ですが、かなりはっきり分かるくらいの黒染みがついてしまっています。
イル ビゾンテさんの商品にかぎらず、本当の革製品はとても長持ちしますので、この染みの部分の為に処分するのは本当にもったいないと思います。
他の部分は全く使用に問題ないですし、むしろ、いい感じの使用感がでてきてとても格好良い状態です。
なので、今回ご依頼いただけたことを本当に感謝致します。
ただ、はやりこのように開け締めするときにこんなふうに黒い染みが見えてしまうとちょっと気持ちが下がりそうです。
というわけで、今回の本題となりますイル ビゾンテさんの革の財布の染みへリペアします。
そして、いきなり、リペア済の画像になりますが、染み抜き作業と調整リペアを行いました。
上から、少しだけ色を重ねています。
使用感は残しつつも、全体的に浅黒かった感じをなくして新品とまではいきませんが少し使った状態風にリペアしました。
また、これも使っている間に使用感がまた出てきていい感じの渋さに変わっていきます。
という感じで、今回はイル ビゾンテの革財布についた染み除去等を行ったリペアの話しでした。