長年使い込まれたバッグには、単なる“汚れ”や“色あせ”以上の価値があります。
使い手の記憶や思い出とともに刻まれた時間です。
この記事では、そんな思い入れのある CHANEL(シャネル)バッグ のリペア事例を通して、「色を直すこと」と「色を変えること」それぞれのアプローチを紹介します。
まずひとつ目のケースは、バッグ本来の色を“整え直す”修理です。

時間の経過や使用によって、部分的に色が薄くなったり、黒ずみが目立っていたりするバッグ。
汚れをただ落とすだけではなく、革の質感や色調をよみがえらせる工程を経て、まるで使い始めの頃のような透明感と深みを取り戻します。
色直しは、もとの色味を尊重しながら、革本来のトーンを引き出す繊細な作業です。
落ち着いた風合いを再び取り戻すことで、バッグ全体の印象がぐっと引き締まり、持ち主の手に戻る頃には、「新品以上の輝き」と感じられることさえあります。
色を変える — 印象までも新しく塗り替える

もうひとつのケースが、「色を変えるリペア」です。
これは単なる汚れ落としとは違い、バッグ全体の色を別のトーンへと変える、
大胆かつデザイン性の高いアプローチです。
例えば、使い込むほどに色褪せてしまった元の色から、より洗練された色味へ。
そんな“色の再設計”を行うことで、バッグはまったく新しい佇まいに生まれ変わります。
色変えは、革素材への染色工程を施すため、縫い糸や金具の見え方まで計算しながら仕上げていきます。
色味を変えることで、バッグが持つ世界観そのものが変化し、新しい思い出とともに歩む事ができます。
仕上がりはふたつに共通するのは“再生”の喜びです。
どちらのアプローチにも共通するのは、「単純に汚れを消す」だけではなく、バッグの価値そのものを取り戻すプロセスであるということです。
使い慣れたバッグが再び色鮮やかに甦った瞬間、持ち主の心にふっと当時の感覚や記憶が蘇るんです。
そんな体験をつくるのがリペアの醍醐味だと私たちは考えます。
CHANELのバッグという特別なアイテムに対しても、丁寧な工程と確かな技術で、元の魅力を活かしながら、新しい色と感動を宿すそんなリペア事例でした。
同じ様に、ちょっと昔に買ったバッグや財布、気に入っていたけど、傷んでしまったなどなど・・・
お客様の手や扱いに馴染んだバッグや革製品。
リペアで復活させて見ませんか?


