ソファーなどは最近の作りだと、構造体以外は中身はスカスカで一箇所に力が加わるとそこが変形したり伸びたりして型が付いたりしてしまいます。
今回はトラックでの搬送中についた型を、革を引っ張るのと、パテ入れと色直しのリペア作業で、目立たなくするという事を行わせていただきました。
見ていただけr場わかりますが、まぁまぁ大きな凹みが型として残ってしまっています。
また、当たっていた部材などが黒かったり埃っぽかったのか、汚れもついてしまっていますよね。
背面でも、ソファを置くレイアウトによっては、目立ってしまう場合もありますので、できればきれいにしたいというのは良くわかります。
という事で、ソファーをひっくり返して床面にタッカーで止まったいる部分を丁寧にはずして、革をしっかりバランス良く引っ張ることで、凹みを解消します。
凹みを解消するだけでは、付いてしまっている型が少し見えたり、汚れなども消えないので、パテを入れて、スジを消します。
スジが消えたらあとは、パテを分からなくするのと、周辺の汚れも消す為にもともとのソファーの革の色に調色した塗料で色直しをして完成です。
なんとか見えなくなりました。
というわけでいかがだったでしょうか?
革の洗濯屋さんでは、こういう感じでソファのリペアなども行っています。
中古で安く買ってきたソファなどをお手頃価格でリペアするというのも増えてきています。
気になる方、興味が有る方は電話やラインなどでご相談ください。