
この記事では、佐賀市の革の洗濯屋さんが行った、車輪がなくなったキャリーケースのキャスター修理の事例をご紹介します。
4か所のうち2か所の車輪がなくなっていたキャリーケースに、車輪を取り付けて補修しました。
修理前と修理後の写真を並べ、どのように直ったのかをお見せします。
この記事でわかること
- 車輪が壊れたキャリーケースでも、本体を買い替えずに修理できる場合があること
- 修理前と修理後で、足回りがどう変わったか
- 車輪が欠けたまま使い続けないほうがよい理由
- 修理できるかどうかを左右するポイント
- 革の洗濯屋さんへのご相談方法
「キャリーケースの車輪が取れてしまった。本体はまだ使えるのに、買い替えるしかないのかな」
旅行や出張の前に気づいて、慌てて新しいものを探し始める方も多いのではないでしょうか。
買い替えを決める前に、この事例を一度ご覧ください。
修理前|4か所のうち2か所の車輪がなくなっていました

お預かりしたのは、各地のステッカーが貼られたオレンジ色のキャリーケースです。
底面を見ると、4か所あるキャスターのうち、2か所の車輪がなくなっていました。
写真の上側の2か所は、白い車輪受けだけが残っている状態です。
本体には荷物を入れられても、車輪が欠けていると転がして運ぶことができません。
重い荷物を手で持ち上げて運ぶことになり、移動の負担が一気に大きくなります。
本体が使える状態なら、壊れた足回りだけを直して使い続けられる場合があります。
車輪がなくなった箇所を確認

近くで見ると、白い車輪受けの内側が空いていることがわかります。
下側には黒い車輪が残っていますが、上側には路面に接して転がる部分がありません。
キャリーケースの修理では、車輪だけでなく、取り付け部分の状態も確認します。
車輪受けや本体側が傷んでいると、車輪を付けてもすぐに外れてしまうことがあるためです。
今回は、白い車輪受けを残したまま、車輪のない箇所を補修しました。
車輪が欠けたキャリーケースを、そのまま使い続ける前に
- 傾いた状態で引くことになり、残っている車輪に負担が集中しやすくなります
- 車輪受けが地面に当たり、取り付け部分まで傷むことがあります
- 無理に部品を外したり差し込んだりすると、修理できる部分まで壊してしまうことがあります
「まだ2つあるから大丈夫」と使い続けると、修理の範囲が広がってしまうことがあります。
車輪が取れた、割れたと気づいたら、なるべくそのままの状態でお持ちください。
取り付け部分が無事なうちほど、修理の選択肢が広がります。
修理後|空いていた車輪受けに、車輪を取り付けました

こちらが修理後の写真です。
車輪がなくなっていた部分に、黒い車輪を取り付けました。
修理前の拡大写真と見比べると、空洞になっていた車輪受けの内側に、車輪がしっかり収まっていることがわかります。
キャリーケースは、車輪が壊れたからといって、本体ごと買い替える必要があるとは限りません。
傷んでいるのが足回りだけなら、そこだけを直すという考え方もあります。
ただし、どんなキャリーケースでも同じように直せるわけではありません。
キャスターの形や取り付け部分の傷み、合う部品があるかどうかによって、修理の方法は変わります。
4か所に車輪がそろった、修理後の全体写真

修理前は2か所の車輪がありませんでしたが、修理後は4か所に車輪がそろいました。
本体に貼られたステッカーや、使い込んだケースの雰囲気はそのままです。
直したのは、壊れていた足回りだけです。
旅先で選んだステッカーや、使い込むうちに増えた傷も、そのキャリーケースならではのものです。
新しいケースを買えば、大きさや使い勝手を一から選び直すことにもなります。
使い慣れた一つを、これからの旅にも連れて行けるように。
傷んだところだけを直すという選択肢があります。
ビフォーアフター|つまみを動かして見比べてください




比較画像の中央のつまみを左右に動かすと、修理前と修理後の違いをご覧いただけます。
空いていた車輪受けに車輪が入ったことが、一目でわかります。
車輪が壊れたキャリーケース、買い替える前に革の洗濯屋さんへ

- 車輪が取れた、割れた、回らなくなった
- 本体はまだ使えるので、できれば直したい
- 使い慣れた大きさなので、買い替えたくない
- このキャリーケースも直せるのか見てほしい
そんなときは、佐賀市の革の洗濯屋さんへご相談ください。
革製品だけでなく、今回のようなキャリーケースの車輪修理もご相談いただけます。
状態を確認したうえで、修理できるかどうか、どのような方法になるかをご説明します。
ご相談時にお伝えいただきたいこと
- 車輪が何か所壊れているか
- 車輪が外れているのか、割れているのか、回らないのか
- 取れた車輪や部品が手元に残っているか
- 次に使う予定がいつ頃か
わかる範囲で構いません。
説明が難しい場合は、底面の写真を見せていただくだけでも大丈夫です。

