コンビのゴルフシューズですが色直し事態は問題なく出来ましたが養生が大変でした。
今回のリペアによってお客様にはとても喜んでもらえました。
単純に色直しといっても、対象物のデザインなどによって難易度は様々です。
今回のコンビのゴルフシューズの場合は、色直ししない箇所を養生テープでカバーする事で対処したのですが、それがとにかく微調整が大変でした。
こういった靴の場合、もともとが、ただ単に色分けしてあるというわけでは無く、重ね張りして、色や質感を変えたデザインになっています。
という事は、その重ね張りした分だけ、凹凸があるわけです。
真正面から見たら綺麗に色変えができたとしても、角度を変えると、色変えできていないところが出ないようにしなくてはなりません。
わかりやすく言えば、凹凸の厚みの所にも養生テープを張る必要があるわけです。
大きめの所は、面が広いところは、ざっと養生作業をすればいいのですが、曲線や、しっかりとした角を出す箇所、先ほども申し上げた、厚みがあるところなどは、特に神経質になるくらい、気を付けます。
勿論、色直し作業も、そのあたりを、理解しながら作業を少しづつ進めていきます。
その作業を経て完成です。
スポーツシューズなどは、元々の靴としての機能が損なわれていない場合は、使っていた靴を使用する方が、履き心地や、スポーツのプレイの成績に影響したりします。
その為、今回のような依頼も、実は意外と多いです。
汚れなどが、どうしても取れないという場合でも、色直しであれば、関係ありません。
使いこなれた感じのしわなどは、どうしても消せませんが、それでも色直しをする前とでは圧倒的に綺麗さが違います。
それでいて、履き心地は、従来とほぼ変わらないので、新しいシューズを買って、成績が落ちたりするという不安はありません。
そういう意味でも、ゴルフだけではなく、他のスポーツシューズでも、同様のリペアも可能です。
※何度も言いますが、靴としての機能そのものが残っている場合のみです。
靴としての形状を保てないくらい履きつぶしてしまっている場合は、さすがにリペアだけでは厳しい場合もございます。
スポーツに関係した靴などで、新しいシューズはちょっと・・・
という方はまずは気軽にご相談下さい。